どうも、パーソナルトレーナーの佐々木周です。
ウォーミングアップとは、スポーツや運動の準備運動のこと。
「ケガを予防するために、やった方がいい」とか、
「運動効果を高めるために大事らしい」ということで知られています。
ですが、ちゃんとやってない人も多いようで・・・、
例えば、
スポーツクラブで、着替えるなり筋トレ!
テニスコートで、いきなりラケットを持って打ち始める!
デスクワーク中心の仕事が終わってすぐに、本気のランニング!
というような光景をよく見かけます。
「カラダに不安なし!」ならいいんですが、
「運動すると肩が引っかかる」とか、
「腰や膝に違和感が・・・」という場合には、問題あり。
まずは、ウォーミングアップをしていただきたい!
ということで、今回は、
なぜウォーミングアップが大事なのか?
何をどのくらいやればいいのか?
についてお伝えします!
ネバネバで動くか、サラサラで動くか
まずはウォーミングアップをおすすめする理由について、
ざっくりと説明します!
筋肉や靭帯には「粘性」という性質があります。
簡単にいうと
「どのくらいネバネバしているか」ということ。
ウォーミングアップ前はこの粘性が高く、
すっごいネバネバしている状態だと思ってください。
それで強度の高い運動をすると、どうなるか?
ネバネバして強い摩擦が起きるので、
動きにくいのはもちろん、身体に大きな負担がかかります。
例えるなら、油を差していないサビた自転車で、坂道を上るようなもの。
運転しにくいし、自転車への負担がとんでもないことになります。
一方、しっかりウォーミングアップすると筋肉や靭帯の粘性が下がり、
サラサラした状態に。
摩擦が少なく、
動きやすく、
カラダへの負担が軽減されます。
実際、「運動すると肩が引っかかる」とか、
「腰や膝に違和感が・・・」という方に適切なウォーミングアップをしてもらうと、
「なんか、違和感消えましたw」とか
「ちょっと軽くなりました」みたいなことも、よくあります。
カラダに不安があるなら、ぜひウォーミングアップをしてみてください。
ウォーミングアップの方法
ここでは、何をどれくらいやったらいいのか、という話をしていきます。
何をやるか?
十分なウォーミングアップのためには、
軽く息が弾み、汗ばむくらいの運動をしてください。
例えば、
- 早歩き
- 自転車こぎ
- ジョギング(できる人は)
など。
※身体が温まった後、動きのあるストレッチ等を行うとさらに効果的ですが、
今回はシンプルに、温めるところだけお伝えしています。
どのくらいやるか?
5分~15分くらいを目安にしてください。
運動経験が少ない人や、動きのないデスクワーク等でネバネバの人は、
長めにやった方がいいかもしれません。
服装について
季節にもよりますが、ノースリーブにショートパンツ、
みたいな服装でのウォーミングアップはおススメしません。
なぜかって、温まりませんから( ;∀;)
スポーツでも、筋トレでも、ウォーミングアップの時は、
上着を着るなど、温まりやすい服装がおススメです。
余談ですが、スポーツをしてる子どもたちって、
ウォーミングアップの時点から薄着のことが多いように思います。
もし、あなたの身近にそんな子がいたら、
「子どもは元気だな~(^^)」
と感心するのではなく「今は温める時間だよ」と教えてあげてください。
スポーツ障害の予防になり、その子の笑顔を守ることにつながります。
まとめ
- 十分なウォーミングアップをすると、
よい動きができるし、怪我の予防になる。 - 5分~15分、汗ばむくらいの運動が必要。
足りてない人が多い! - ウォーミングアップは温まりやすい服装で行う。
ぜひ試してみてください。
いつもより調子よく動けると思いますよ(^^)/
東京でパーソナルトレーニングをやっています。
オンラインも対応できますので、
お悩みのことがあれば、お気軽にご相談ください^^